併願作戦を立てるのも大学入試の特徴でしょう。
入学定員より合格者が多く出る大学も多い傾向にありますが、その中でも国立大は、定員通りの合格者数を出しています。
片や、私立大は定員の2倍の合格者数を出すところもあります。
しかし、競争は厳しさを増していますから、合格最低点を超えることは絶対条件です。
合格のボーダーライン、1990年代からおおむね変わらず60%での合否です。
もちろん、得意科目で点数を稼ぐこと、決して白紙で出さずに山勘であっても解答用紙の穴を埋めておきましょう。
最低何点取れば合格できるのかを判断する目安ですが、だからといって単純なものではありません。
今は、受験者の学力レベルが低下していることを教育関係者が話していますし、大学入試の受験者数や問題の難易度により毎年変動しています。
志願倍率も、私立・短大などでは見かけ倍率と囁かれています。
自分の実力を発揮するためにも倍率は頭の隅においておくのが無難でしょう。
また大学入試では、入学定員によって繰り上げ合格になり得るケースもあります。
規則によって定められた収容定員で、国立や公立では入学定員を超えての合格者を出すことはマレですが、私立では諸事情による入学辞退を見込んで定員より多めに許可しています。