すでに20年ほど前から大学入試では英語のリスニングを重視する動きが見えはじめていました。
そのため、リスニングの配点が増えたことで、受験生は個別にリスニング対策をする必要性が出てきたのです。
読解問題に比べて当時はリスニング対策がしにくい状況にありました。
それというのも、まだまだネットが普及し始めたばかりだったので、個別にリスニング対策をするためには、本屋などで教材を購入する以外対策方法がなかったのです。
今のようにネットにアクセスすれば、外国のニュースが無料で聴くことができるという状況ではなかったのです。
そのため、対策ができていなかったり、リスニングが苦手な人はこの対策に随分と苦労をさせられることになりました。
リスニングは読解問題とは異なり、1回しか問題を聴く事ができないので、それを聞き逃してしまった場合には、問題が溶けないだけでなくパニックに陥ってしまいます。
そのため、大学入試ではリスニング対策が大変だったのです。